FOR INSTALLER

組立はイージーかつスピーディー

分解式であることで、大掛かりな玉掛け工事は必要ありません。
大工さん1人、もしくは大工さんと手元2名で十分施工可能です。段取りが良ければ半日で完了します。

  • 予め仕込んであるアンカーボルトにポールを緊結して立ち上げます。この際、根元のアンカーボルトをしっかり本締めしてください。
  • 段板の中央部の穴にポールを通して、最下部まで落とし込んでください。段板のポールリングがポールを傷つけないように、同梱の“矢(ひじり型スペーサー)”を使い穴を広げながら作業してください。段板の落とし込みが完了したら、ポールの建て入れを見ながら先端を現場の状況に合わせて固定してください。
  • 1F床レベルと2F床レベルの距離を段数で均等に割り付けて、その寸法の治具(木片でも可)を作成し、ポールに段板固定位置を罫書いてください。そのうえで、下の段から順にボルト固定してください。
  • 段板の固定が終わったら、最後に最上段の踊り場をセットして、床の梁に固定(鉄骨造の場合は、溶接木造の場合はボルト固定など) 。階段を昇降して揺れが気になるようであれば各段の先端の穴を利用して最適な位置で、壁から揺れ止めを施工してください。※揺れ止めは現場対応でお願いいたします。
上段の踏面のエンドと下段のエンドが同じ位置にくるように合わせる。
※締め込むほどに内側に入ってくるので塩梅を調整しながら作業する。
まずは、ボルト1本で仮止め状態にして、ポールリングステイを締め込み状態にする。その後、上下交互に少しずつボルトを締め込み、本締めしていく。片方を締め込みすぎると片方が緩み、踏面が内側に回転し、中に入り込みすぎるので、適正を見ながら調整します。

段板取り付け用治具 “矢”の使い方

  • STEP01

    段板と矢(ひじり型スペーサー)を準備します。

  • STEP02

    矢を段板取り付けブラッケトに挿入し、ハンマーで叩き込みます(矢をウエス 等で養生すると傷が付くのを防ぐことができます)。

  • STEP03

    矢を取りつけたまま段板を支柱に挿入します。

  • STEP04

    ハンマーで矢を叩いて外します。

  • STEP05

    ボルトを絞め込み段板を固定します。

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